FC2ブログ

菩提樹

皆さんは、常に何らかの問題を抱えながら生活しているのではないでしょうか。
でも、問題を自分の中に作ってしまうことの方が多いのです。例えば、自分の希望が実現したとします。そうすると、また別の願いを持ち出してくるのです。要するに、満足できないことが原因です。これが人間の本質です。人間の願いや希望には際限はありません。それによって苦しみが生まれるのです。


今回は、仏教の祈りについて取り上げてみたいと思います。「ボディープージャ」といいます。
スリランカの人々はよく知っている祈りの教えです。菩提樹の木に祈りを捧げることです。
木に祈るという習慣は古く、お釈迦様以前の時代からありました。

お釈迦様が悟りを開いた場所は、菩提樹の木の下です。また、普段から瞑想したり、休んだりしていました。そのため、仏教では菩提樹の木を信仰対象にします。

木には神聖な力があると言われています。昔の人は、大木に祈ることで子宝に恵まれるという信仰を持っていました。人間にとって最も身近な自然は昔も今も木なのです。

スリランカでは、菩提樹に祈るという信仰は紀元前3世紀頃から始まりました。インドのアショーカ王の娘「サンガミッタ」が、お釈迦様が悟りを開いてからその同じ木の根の一部をスリランカに持って行き、当時のスリランカ王に差し上げました。
その木は、今も大事に育てられています。この木は「シリマハーボーディ」と名付けられ、スリランカの「アヌラダプラ」という町にあります。スリランカの人は、必ず一度は拝む場所となっています。


菩提樹の幹はとても美しいです。菩提樹の葉から出る沢山の酸素で、私達の血液が浄化されたりすることが科学的に証明されているそうです。
その木の下で瞑想することは、心と身体にとてもいい影響があると思います。

菩提樹にプージャ(祈り)を奉げるときに、ローソクやお線香やお花をお供えすると、神霊の加護をいただけると言われています。

悪い気から守られるのです。

~皆さんの願いが叶いますように~
スポンサーサイト



コメント

Secret

プロフィール

ヤタワラ・パンニャラーマ

Author:ヤタワラ・パンニャラーマ
日本の皆さん、こんにちは。
ヤタワラ・パンニャラーマです。

私はスリランカのキャンディという町で生まれ、1986年に来日しました。現在は千葉県香取市にあるスリランカ寺院「蘭華寺」の僧侶として活動しています。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

ウェブサイト
「気づきの瞑想~マインドフルネス~」
http://y-pannarama.com/

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR